訳のわからない文章かもしれませんが、心の整理をつけるために書きます。
恩師の旦那さんが亡くなられました。
恩師は私の育ての母の同級生で、ゲームやアニメなどの音響をはじめ色んな事をされてる凄い方。元手塚治虫先生のアシスタントもされてました。
私が養父母の家をでるとき、「恩師ちゃんの近くなら安心だから」と養父母のツテで会社の3階に住まわせていただくことになり、その後何年か大変お世話になりました。
旦那と付き合い出したのもその頃でした。(単行本に高速に乗って車で通ってくれたって描いたやつ)
恩師夫婦はとても仲睦まじいことで評判で、私もいつか結婚したらこんな夫婦になりたいなあと思ったものでした。恩師夫婦はそれぞれとても優しく良い人で、善人とはこういう人の事をいうのだなと思ったものでした。
そんな恩師の旦那さんが倒れたと養母から聞き、お見舞いの打診の連絡をいれたとき、その日のうちに訃報が返ってきたのでした。
すぐに向かいたかったのですが逆にお邪魔になるでしょうので、連絡だけはとりつつ、49日を過ぎた先日お伺いしてきました。久しぶりの再会でした。
そこで亡くなられた旦那さんの事の次第をお聞きしたのですが、あまりのことに比喩ではなく胸が張り裂けそうになりました。久しぶりに号泣して、顔も引き攣ってろくに声も出せなくなってしまいました。
もちろん何が起きたのか詳細は伏せるのですが、恩師夫婦のような方々がこんな目に遭うなんてゆるせない、怒りと悲しみとやるせなさで感情がめちゃくちゃになってしまい、私はろくな相槌もうてませんでした…。
恥知らずの悪人がのさばる昨今で、どうしてあんな善人の恩師夫婦がこんな目に遭うのか。あまりに理不尽で後半は頭がボワーッとしだしたのを覚えています。
それでも愛する夫の死をとりあえずなんとか乗り越えた恩師。乗り越えることなんかできないでしょうが、なんとか心の折り合いをつけた恩師。私は恩師を心から尊敬します。
恩師の優しさ、精神力の強さ、愛の深さを尊敬します。恩師のような人になりたいと心から思います。
Oさん、この度はご愁傷様でした。
私は天国を信じていなかったけど、Oさんが「彼は天国に行ったんだと感じる」とおっしゃっていたから、私も天国を信じる事にしました。
旦那さんは天国から降りてきて、Oさんのそばにいるのだと私も思ってます。