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私のおっとり旦那1&2巻に自分の家庭の事を描いたこともあって、家庭環境がよろしくない方からのお悩み相談みたいなものをよくいただきます。読んでみると、みなさんそれぞれ「家族」「恩」「血の繋がり」のようなものに縛られとても複雑なものを抱えているようで、そんな人たちが少しでも気持ちが軽くなればな〜とこの漫画を描きました。ぐちゃぐちゃになりがちな気持ちを分けようという漫画ですね。

だいたいね、虐待するような人ってシンプルに性格が悪いんです。性格悪い人と一緒にいたくない、当然じゃないですか。そこに「感謝してるから」とか「お世話になってるから」とかを混ぜ込まなくたっていいと私は思いますよ。
自分を救ってあげられるのは自分だけですから、私含め外野が何と言おうと、自分の幸せのために心を整理して、なりたいようになるのが一番いいんじゃないかなと思います。


あ、あと、「自分は今家庭内で言葉の暴力を受け続けて辛い立場にいるけれど、漫画やドラマで観るような『劇的な暴力』がないと『虐待』にはなりませんか?」みたいな相談もちらほらいただきますが、そんなことは絶対にありません。なぜならあなたの人格をとことん否定したり、尊厳を傷つけ続けるような言葉は『躾』じゃないからです。狡猾な奴はアザが残らないようにやったりもしますしね。
あなたが本当に辛くて、向けられた言葉のどこにも愛がなくて、このままだと精神が壊れてしまうレベルなら、頑張って知恵絞ってそこから逃げたほうがいいと思いますよ!


「ただの漫画家のくせに偉そうにアドバイスして何様だ」と思われるかもしれませんが、正直ね、お悩み相談してくる人って相手は誰でもいいんです。辛くて辛くて、藁にもすがる思いなんですよ。それがたまたま私だっただけ。
だから私は「自分が高尚な人間だから迷える子羊に金言を授けている」みたいなつもりは一切なく、藁の一つとして個人的な考え方をシェアしてるだけなんですよ。ほんとに。だから「この藁使えねーな」と投げ捨てたって構わないんです。(わざわざ敵意むき出しのクソリプはやめてね)


どうか辛い人が上手に逃げて、頑張って幸せになれますように。そして外野が辛い人に嫌がることを強要することがありませんように。


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